アクアシアター

アクアシアターが始まるとの館内放送があり、展示室からプールのある野外へ。
観客席の辺りを見ると、すでに沢山の人で満席です。
少しでも近くで見たいので、席横の階段通路で立ち見することにしました。
ザワザワとする中、警備員、ショースタッフの人達が前列のお客さんに何か説明しています。
聞き耳を立ててみると、ショーの中でイルカたちが勢いよくプールの海水を前列1から4列目くらいまでかけるとのこと。
カメラや携帯、等海水がかかってはいけない物を持っている人、海水を浴びたくない人は、後ろへ下がって下さいということを話していました。

それを聞いてそそくさ後ろへ下がる私達家族。
よく見ると、プール側の下がった所にある特別席に、雨カッパを着込んだ家族やその他の子供たちが決められた人数制限で入っていきます。
並んだけれど、ギリギリ入れなくて悔しがる子供の姿も・・・。
このイベント子供にはもすごい人気みたいです。
こばねもショーが終わる頃には、私も水かけてもらいたいなぁ。なんて
ずっと言ってたくらいです。
海水がどれくらいかかるかですが、本当大サービスしてくれます。
特にたっぷりと海水浴び出来る席がありますが、それは行ってからのお楽しみと言うことで・・・。

海水浴びをした後は、ショースタッフの人達がすぐにタオルを貸してくれていていました。

バンドウイルカ、カルフォルニアアシカ、オタリア、ゴフアザラシたちが共演し、
1回1回のショーが微妙に技が違い見るたびに楽しいアクアシアターでした。

お昼ご飯は・・・。

正午も過ぎて、お昼ご飯にしようかという話になり、
事前には、海響館を出て近くにあるカモンワーフか
唐戸市場で何か食べようか。と決めていたのだけれど、
思った以上にアクアシアターにはまってしまい、館内を
出るのが面倒になってしまったので、急遽1階にある
レストランDelfino(デルフィーノ)ヘ。
レストランへ着くまで、気づかなかったのですが、中へ入ると先ほどまでショーをしていた
イルカたちがのんびりと泳いでいる姿が。
近くでイルカを見ながらお昼食べたい!!
思い切ってホールスタッフの方に、イルカがよく見える席で食事がしたいのですが。と、
話してみると、少しお待ち頂きますが。と言うことで、話がまとまりました。
言ってみるものですね。
食事が運ばれてくるまでの間、しばしイルカちゃん勧賞です。
見ていると、今から何食べるの?
なんて言っているように側まで来てくれたイルカもいたり。
イルカたちも人間勧賞してるようです。

こばねが頼んだ、お子様ランチ。オモチャやイルカの小物が付いていて何だか良い感じです。

午後からは・・・。

午後からも、アクアシアターを中心に、休憩時間はまだ見て回っていない所へ行き、結局閉館時間ギリギリまで過ごしてしまいました。

これは、3階野外プール側にあるタッチングプールでの一コマ。
大勢の子供たちに混じって、怖いー。触れないー。といいながらやれやっとアカボシヤドカリ
をつかまえました。
他にも、イトマキヒトデ等居て触らせようとしたけれど、どうしても嫌だと拒否されてしまいました。

3階の関門海峡が見渡せる位置にある、休憩コーナー。
真っ先に双眼鏡に駆け寄り、見たいみたいとだだコネ。
初めての体験なので、100円入れて見せてみると、何だか上ばかり見ている。
何見てるの?って聞いたら、「空が見たいのっ。」ですって。

えーっと。
3階からだったか2階からだったか・・・の下りのエスカレータ側にある、1階の小松★ワローホールに展示してある、シロナガスクジラの全身骨格標本です。
日本では、海響館でしか見られないそうです。

頭の骨格標本の前にて記念撮影。
うーん。
こばねは、ひとのみだな。
あっ。
大人もね。

観客席の裏側は・・・。

2階からアクアシアター側の出入り口を行くと、観客席裏側に向かって可愛い足跡が2匹分、色を付けてペタペタ続いています。
辿っていくと、そこにはペンギンプールがあり、フンボルトペンギンがいました。
丁度スタッフの人がお掃除中。
水面に浮かび泳ぐものや日陰でじっとしているも。

ゆらゆら気持ちよさそうに、立ち泳ぎしています。

ただ今、換羽中のペンギンちゃん。
スタッフさんと見つめ合い。

夕飯は・・・。

気が付けば、閉館まで居た私達。
車の渋滞を避けるため等色々兼ねて、夕飯はカモンワーフで食べて帰ることにしました。
うろうろ見て回って、決めたお店は、海鮮市場 ふくの関

いろいろなフグの料理や子供のセットには鯨の唐揚げなど付いていて
美味しく頂きました。

帰るころには・・・。

海響館がライトアップされ、手すりも緑色に光っています。
階段脇からは、シャボン玉が沢山吹き出され、それを追って
こばねや子供たちが駆け回っています。
あれっ??閉館したんじゃなかったっけ??
お客さんも入っていって居ます。
階段脇にある掲示板をみると、夜からの部もあるじぁないっっ。
時間がないし・・・。
残念!!
次回ということにして、家路を急ぎました。

海響館

HPへ

ドルフィンタッチ

3回目のアクアシアターが終了後、くじ引きで当選した人達が、プール出入り口に集まりました。
くじの順番に並び、スタッフの方のバンドウイルカを触るにあたっての注意事項などを聞きます。
私達は3グループ中、2番目。
ショーよりも間近で見えるイルカの姿にドキドキです。
初めのグループが終わり、決められた荷物カゴに荷物を全部置き、腕時計を外して、スタッフの人が持っている消毒スプレーを手にすり込み、消毒マットをしっかり踏んでプールステージへ。
下がって待っていると、ショースタッフの笛の合図で目の前にイルカが上がってきました。
スタッフの、触っても良いですよ。の声に、歩み寄り3人同時に身体の辺りをサワサワ触れる。
おおぉ・・・。
つるつるしてるよ。
身体ばかり触っていると、スタッフさんから鰭の方もさわってみても良いですよ。と。
これまた3人で触る。
おおおぉ・・・!!
じんわり温かいよ。そう言うと、スタッフさんが、
生きてますからね・・・。
苦笑い。
イルカの身体にフォークで筋を付けたような傷が沢山あったのをこばねが気になったらしく、何の傷か聞いていた。
イルカ同士ケンカなどしたときに出来る噛み傷とのこと。
パールはやんちゃだからね。と、スタッフさん。
おおぉ。この子が色白のパールちゃんかぁ。
私としたら丸い吸盤跡のようなのが気になる。
後日分かったのですが、ダルマザメという小型のサメが、丸い口を相手に押しつけてそのまま体をクルッと一回転してきれいな丸形に切り取って食べるそうです。
事実を知って気の毒になってしまいました。
話は戻りますが、この後、スタッフ撮影によるイルカとの写真撮影。
手持ちのカメラでの撮影は不可です。
写真は1500円だったかな?
最後、イルカがお別れのあいさつをしてくれます。と、スタッフの人が言うと、こばねが
知ってる。しっぽでばいばいするんでしょ。
私達の前のグループさんの時のお別れの挨拶を見ていたらしくそれをと言うと、スタッフさん
さぁ。どうかなぁ。と意味深。
ショースタッフの笛の合図でイルカのパールはプールに戻り、左横向きで手鰭を振ってさよならしてくれました。
小さな心遣いがとても嬉しかったです。

ショースタッフの人達全員が、ショーの間も休憩中もしっかり話し合いをされているのが欲目に付きました。
休憩中話し合うスタッフの側に、イルカがステージに上がってかまってくれという姿には、ほほえましいものがあり、スタッフとイルカの信頼関係が伺えたような気がしました。