結婚記念日&こどもの日
5月のさわやかな空の下、主人の父母の結婚記念日と子供達のお祝いに、主人の父母、主人の妹家族、私達家族で點心(てんじん) へ
行ってきました。
表門側にある大きな桜の木は青々とした葉に衣替えし出迎えてくれました。
門をくぐり、たわわに下がる、うす紫色の藤棚を眺めながら中へ進んでいくと、鮮やかな朱色の日傘の元、座って寛ぐことの出来る席がもうけられていました。
5月のお弁当&抹茶と茶菓子
茶箱弁当
子供用茶箱弁当
園庭へ入る戸をくぐり抜け、大人はしばし園庭勧賞、子供達は園庭内や休憩室などちょっとした隠れ家&迷路的な感覚に大はしゃぎです。
もちろん、そんな元気な子供達には、親が口頭で注意しつつ必ず誰かが付いて回るようにしています。
気持ちよく過ごしたいですものね。
暫くすると、席の用意が出来たとのことで部屋の中へ。
今日はどんなお料理なのか楽しみ楽しみです。
大人用抹茶と柏餅
子供用抹茶とせんべい
食後、子供達にお抹茶とせんべいが運ばれてきたとき、どこからかチリチリと鈴のような音が・・・。
好奇心旺盛な子供達がその小さな音を聞き逃すはずはなく、こばねがおせんべいを振るとチリチリと・・・。何々と、おせんべいを割りほぐすと中から白い薄紙にくるまれた金色の鈴がひとつ出てきました。
これにはこばね、大喜びです。
他に子供はあと2人居たのですが、それぞれ根付けや爪楊枝サイズの千代紙人形が入っていたようです。
後日このおせんべいについて調べてみました。
これは鶴岡市宇佐美煎餅店製造、民芸おもちゃ入せんべいで、第24回全国菓子大博覧会名誉総裁賞受賞、からからせんべい というお菓子のようです。
庭園散策など
お抹茶と和菓子を頂いて、ホッと一息。
お部屋から目の前に広がる園庭は明るい陽射しを受け、緑に染まっています。
子供達は、お菓子を食べ終えると早々に外へ駆け出します。
それを追うように大人達も庭園へ。
柏餅の葉、柏の木は、新芽が出るまで古い葉が落ちない
ので、家系が絶えないとの縁起があるそうです。
休憩室を覗くと、手作りジャムやこどもの日にちなんで
張り子犬の小物などが置かれています。
庭園からかけてきた二人。
ジャムや張り子犬の小物に興味心身です。
池の周りでは白やピンクのつつじが綺麗に咲いています。
池の側では菖蒲の花がひっそりと咲いていました。
遊び盛りの子供達が居るのもあり、若干の慌ただしさはありましたが、旬の食材が盛り込まれた美味しいお料理、庭園の季節の装いを
楽しむことが出来ました。